全ての利用者に安全・安心にSeenをご利用いただくために利用ガイドを掲載します。

Seenの概要

この章ではSeenの概要やご留意いただきたいことについて記載します。Seenを初めてご利用される方はぜひご一読ください。

Seenとは

Seenは株式会社Colereが提供するチーム・組織の信頼をはかる診断ツールです。わずか十数問の質問で組織の信頼の状態を分析し、より良くすることが分かるようになります。最小3名のチームから数万人のあらゆる組織にご利用いただけます。

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Seenの価値

良いチーム・組織はお互いが強い信頼で結ばれています。

Seenでは組織における信頼を測るために五つの要素(ありのまま・学び合い・お互いさま・自分でできる・公正さ)を測定します。

そして、これらの5つの要素が満たされることでチーム・組織の仕事に対する、i)イノベーションを生み出す力、ii)組織への愛着、iii)目標達成力の3つが信頼効果として向上します。

Seenでサーベイを行うと組織の状態を把握できるだけでなく、その組織の状態に合わせて10,000通り以上のアクションの中から最適なものを選びレコメンドします。

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Seenで使われる言葉と登場人物

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Seenにおいて一つもしくは複数の職場で構成される集合体をスペース(A)という概念で表します。会社を一つのスペースと見ることもできますし、事業所を一つのスペースとして見ることもできます。1つのスペースの中には、複数のサーベイ(B)を作ることができ、各サーベイには対象者の異なるレポート(C)が生成されます。

例えば、トランク株式会社の人事担当者が、全社向けに四半期毎にサーベイを実施するようなシーンを考えてみましょう。この場合、トランク株式会社というスペースを作成し、サーベイには四半期毎だということが分かるように、”2023年Q1全社サーベイ”や”全スタッフサーベイ2023年第二四半期”などの名前を付けるでしょう。サーベイを実施する単位は、”営業部”や”マーケティンググループ”などの部門単位でも構いません。そして、各レポートには、サーベイ実施後に内容の異なるレポートが生成されます。

続いて、Seenで使われる役割を見ていきましょう。

まずはスペース管理者(①)です。スペース管理者は、スペースの作成や削除、サーベイの作成・開始・削除などSeenでの全ての操作を行えます。この役割は、全社サーベイを実施する人事担当者や、事業所長などが該当します。

続いて、スーパーバイザー(②)は、該当スペースやそのサーベイおよびレポートを閲覧することが可能です。ただし、スペースを削除したり、サーベイの作成、開始、削除は行えません。スペースの中で何が起きているかを把握するための役割です。この役割は、監査担当者やコンサルタントやパートナー企業の担当者に割り当てることが一般的です。

サーベイ編集者(③)は、スペースに関する権限は要していませんが、サーベイの準備や延長などの操作を行うことができます。ただし、サーベイを開始するために必要な決済はスペース管理者のみが許可されているので、サーベイの準備が整ったらスペース管理者にサーベイを開始してもらうようにリクエストする必要があります。この役割は、人事担当者のアシスタントに割り当てると良いでしょう。

サーベイ回答者(④)は、スペース管理者が作成したサーベイに回答できます。サーベイの対象となる社員がこの役割に該当します。

最後に、レポート閲覧者(⑤)は、サーベイには回答しないものの、サーベイ結果を閲覧するための役割ですが、この役割は、Seenのバージョン4.2から廃止となりました。レポートを特定にユーザーに共有する方法は、こちらのセクションをご確認ください。なお、廃止の経緯はこちらのリリースノートを参照してください。